完璧な説明(念には念を入れて喋ろうね)

そこじゃねいよ

今日仕事終了後、家の近くの歯医者へ行った。(何しに行ったのかの説明必要か?)
いつも感じていることだが、医院に行って診てもらいたい状態を説明するのに どう表現していいのか言葉が見つからないことがある。
歯科医院に向かう15分ほどの道のりで診察してもらいたいことをどう表現するか熟考(私には珍しく)した。
診察台に座り「どうしました?」と歯医者が訊くので、私はちょっと長いかと思いつつこう説明(表現)した。
「右側前歯に2か所ほど、穴があいている。 痛くはないが、ものが詰まり不快なので何とかして欲しい。 また左側の奥歯で抜けた歯の前にある歯の根元がすり減って今にも崩れ落ちそうで心もとないので、これも何とかしてもらいたい。 以上2点である」
私は、この説明は完璧だと感じた。実に的を射て、私が歯科医院に何のために来たのかが明確に説明できていると満足し 大口を開けて、医師の対応を待った。
ところがこの歯医者どうしたことか 私が完璧に説明したと自負(!?)する患部2か所を見つけ出せずにいるらしいのだ。
それほど広い場所とは思われない私の口の中である。

しばらくして私はこう付け加えた。「あ゛っ゛ ¶ΔΘζφ  すいません、上側ではなく、下の歯ですが・・・」

ちなみに 「あ゛っ゛ ¶ΔΘζφ」 については大口を開けたまま “あっ 違うんです” と喋ってみると解る。