風邪を理由に

連休中からの風邪(咳が出るだけ!)を理由に職場をボイコットし手持ちの
本をやたらめったら乱読 馬鹿みたいに大昔(私の場合はおおよそ30年前をこう呼ぶ)
読んだBラッセルの「幸福論」などを読み見返した。(読み散らかした)
ちょっと長くなるが

私は、私が生まれ変わった動物たちと一緒に生活することができたらと思う。
彼らはあんなにも穏やかで、そしてみずから満足している。
私は長い間彼らをじっと見つめている。
彼らは後悔しないし、その生活条件についても何一つ不平もこぼさない
彼らは暗闇のなかで目覚めていることもないし、またその罪のために涙を流すこともない
彼らはまた神に対する彼らの義務を論じて私を悩ますこともない
彼らのうちのどの一匹も不満を感じていないし、どの一匹も物を所有したいという狂気のために気を狂っていない 
どの一匹も他の一匹にひざまずくこともないし、数千年間生きつづけてきたその種族に対してひざまずくわけでもない
全地球上のどの一匹も格別名声をもっているわけでもないし、あるいはまた不幸でもない

ウォルト・ホイットマン

私は、読書して感銘したり共感したり、なるほどと思われる部分には、その行を指し示すようにページの端を折込む習慣がある(いわゆるドッグイヤ(耳だよね)をする)
どうしたことか今回は、読むページ読むページその折込が増えている。 そんなら30年前はなんだったんだ?